造作家具 スライド丁番の調整
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作業時期
困ったとき
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作業時間
5~10分程度
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難易度
Easy
困ったとき
5~10分程度
Heard
・開き扉の傾きやがたつきを解消する
・プラスドライバー
スライド丁番とは、棚の扉などによく使用されている丁番で、扉に取り付ける本体と、側板に取り付ける取付座金の2つのパーツで成っています。
<特徴>
・扉を閉めたときに、丁番が外から見えません。
・取り付けた後にでも、簡単に調整ができます。
・扉を箱の外側に取り付けることができます。
※ここでは、造作家具のスライド丁番としてご紹介していますが、置き家具でも調整方法は同じです。
丁番の一番先にあるのが「①前後調整ねじ」です。扉を前後に動かしながら、ちょうど良い位置でしっかりとねじを締めます。
丁番の一番根本部分にあるのが「②左右調整ねじ」です。このねじを時計回りに回すと、扉が丁番側に寄り、反時計回りに回すと、丁番から離れます。
扉には、丁番が上下に2つついていますので、それぞれの左右調整ねじを調整することで、扉の傾きも変更することができます。
丁番の真ん中にあるのが「③上下調整ねじ」です。扉を上下に動かしながら、ちょうど良い位置でしっかりとねじを締めます。(上下調整ねじの位置は、上記③と下記④の2種類あります)
丁番が破損した場合は、ホームセンターに現物を持っていき、同じものをお求めください。
金具全体が緩んでいる場合は補強材が必要です。弊社までご連絡をください。