木の家具 メンテナンス・お手入れ
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作業時期
年に1回程度
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作業時間
2~3時間
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難易度
Easy
年に1回程度
2~3時間
Heard
・素材を長持ちさせる
・経年変化を楽しむ
・布 … 自宅にあるもの
・研磨用不織布 … 200円~1,000円程度
・サンドペーパー … 100円~
・オイル … 1,500円~3,000円程度
木の家具の普段のお手入れは乾拭きで十分です。汚れがあるときは固く絞った布で拭いてください。
※変色や劣化の恐れがあるため、アルコールやシンナーは使わないでください。
年に1回程度、定期的にオイルメンテナンスをしていただくことで、素材を長持ちさせ、味わいを楽しむことができます。
無垢材の家具には、「オイル仕上げ」と「ウレタン仕上げ」があります。阿部建設ではウレタン仕上げにしていることが多いです。
<ウレタン仕上げ>
・光沢がある
・汚れやシミがつきにくい
・定期的なメンテナンスは不要
・木の割れや反りが起きにくい
<オイル仕上げ>
・木そのものの風合いが活きる
・年数が経つごとに、木の味わいが深まる
・定期的にお手入れをすれば、一生使える
・水などをこぼすと、シミが残る
ここでは「オイル仕上げ」の場合のメンテナンス方法をご紹介します。
オイルを塗る前に、先に塗布してあるオイルの削りだしを行います。
(1) キズや汚れ等がある場合は、サンドペーパーで優しく削り滑らかにします。
(2) 研磨用不織布で、木目に沿って全体を研磨します。
(3) 研磨で出た粉を拭き取ります。
オイルを布に染み込ませ、全体に塗っていきます。このとき、木目に沿ってオイルを伸ばし、ムラが出ないように注意深く塗ってください。
表面に残ったオイルは、乾いたキレイな布で拭き取ります。このときも、木目に沿って丁寧に拭き取りましょう。
その後、24時間風通しの良い場所で乾燥させます。
太田油脂 <木製家具用ワックス 90g>
食用のえごま油の植物ロウ分とライスワックス(米ぬかロウ)をブレンドした100% 天然のワックスです。撥水効果がアップし、調味料や飲み物等のシミ汚れを防ぎます。使い込まれた家具に鮮やかで自然な艶を与えます。
オイル塗布に使用した布は、自然発火の可能性があるため、処分する前に一度水につけるようにしてください。